愛とは恋とは不倫とは

こんなテーマでブログを書くのだが、私自身実体験に乏しい男なのであくまで妄想であり、寂しい三十路のくだらない考察であると流してほしい。あくまでも。

 

こんなことを考えるようになったのは数週間前、某有名アイドル某有名声優の不倫スキャンダルが報道されてからだ。

 

他人の恋愛事情は自分の理解の範疇外なのでどうぞご自由にと思うくらいなのだったが、人はなぜ不倫をしてしまうのか?と少し妄想にふけっていた。

 

単純に生き物として、DNAに刻まれた行動原理で言うと男は大勢の女と関係を持ち種を残そうとする本能があるのだろう。また、女は優秀な種を残そうとより強い男との関係を持とうとする。動物としては至極まっとうな行いなのだが、我々はあくまで理性を持った人間なのだ。その理性をも飛び越えるものは何なのか。

それはつまり

 

愛  

 

なのだ。

 

愛が多くそして軽い人間は、それを一つに集めることができない。ばらばらにばら撒いてしまう。まさにラムのラブソングの歌詞のようなものなのだ。そしてソイツが変にモテるやつだとその愛を拾ってしまう者たちが現れてしまうのだ。

 

そして、返された愛を受け取てしまう。それは倫理上受けとってはいけないものなのだが、受け口が広い人は何でもかんでも受け入れてしまうんだ。重いものも軽いものも。責任を問わずに。

 

何故そんなことをしてしまうのか、それはきっと「捨てる勇気がない」のであると思ったのだ。

 

人の愛を受け入れない、捨てる。それは悲しいことであり、辛いことであり、虚しいことなのだ。

しかし、日本社会で、一般的な倫理を持ち、社会での立場がある人間はそれ以上に守らなければならないものがある。

 

それを守るためには勇気を持ち、人を傷つけてでも自分を傷つけてでも、捨てなければならない。

 

きっと、遊びでも不倫でもなんでも相手のことをちゃんは愛してはいるハズなんだ。

 

じゃないと、わざわざ連絡したり、出かけたり、プレゼントを贈ったりなんて手間とか時間とか色々かかることをしないのだ。

 

 

故に捨てられない。だから、だらだらと関係を継続して、すべて、失ってしまう。

 

 

時に、愛は、二人を試してるのだ。誘惑とは上手いこと言ったものだなぁと。GLAYには少し感心してしまう。びこーずアイラブユーなのだなと

 

 

まあ、話は 長くなってしまったが、

 

 

「逃げれば1つ(浮気相手)、進めば2つ(立場と伴侶)、留まってしまえば全部失う」

 

ということなのだなぁと、ぼんやりと、恋愛経験ほぼ皆無の三十路のおじさんが思うのでした。